事務所に伺うと、ガッチリした体格で堂々した佇まいの鹿内さんが迎えてくれました。第一印象でちょっと怖い人なのかなぁと恐る恐る取材の交渉をすると、「いいですよ。じゃあ、ちょっと待ってて。」とおっしゃって部屋から去る鹿内さん。戻ってくると麦わら帽子を被ってきてくれました。そのお茶目さに一気に緊張が解れました。東京で元々働いていた鹿内さんですが、農園が人手不足になり跡を継ぐ決心をして青森に戻って来られました。やるからにはリンゴ栽培を極めたいと、りんご栽培の勉強を自分で始めて、色々な研修会などに参加して技術を習得していったそうです。

事務所を訪ねると麦わら帽子を被ってきてくれた鹿内さん。柔道をずっとしていたそうで明らかに強そう。

リンゴジュースを作っているのは、強くて優しい、まさに漢って感じの方でした

そんな、鹿内さんが、作っているの「ガチリン」と言う名のリンゴジュース。もちろん果汁１００％で、品種は「ふじ」「紅玉」そして、まだ世に出回ってない酸っぱいと噂の「ブラムリー」の３種類。「ブラムリー」はまだ栽培している数が少ないので2024年3月時点では本格的に商品化はしておらずラベルが貼られていません。（青森さんでは購入することができます！）

真ん中のジュースがまだ販売されておらずラベルのないブラムリーのリンゴジュース

まだラベルのない酸っぱいりんごジュース

早速、酸っぱいと噂の「ブラムリー」を飲ませてもらうと、思ってたより酸っぱい！でも決してきつい酸っぱさじゃなくて、リンゴそのものの酸味がとても爽やかでした。酸っぱいけど、個人的にはいくらでも飲めそうでクセになりそうな感じですが、一般的には甘いジュースの方が老若男女にうけそうなのに、なぜ、こんなに酸っぱいリンゴジュースを作ろうと思ったのか伺うと、こんな答えをいただきました。「酒好きだから、酒割るのにちょうど良いリンゴジュース作ろうと思って。割るなら甘〜いジュースより酸っぱい方が合うからね。」自分がやりたいことをやるってシンプルですが難しいはずなのに、迷いのない鹿内さんの回答に納得しかありませんでした。

まだ雪が残る3月のリンゴ畑にてブラムリーの木を見学。素人には木の見た目では品種は分かりません。

酸っぱいリンゴジュースを作る理由

そして、気になったのが「ガチリン」というリンゴジュースの名前。最後に名前の意味を鹿内さんに聞いてみました。「ガチで作ったリンゴの割材の略。」なるほど、ガチで作ったリンゴジュースじゃなくて、ガチで作ったリンゴの割材。これは、やはりお酒を割って飲むしかありません。最後にガチリンで割るおすすめのお酒も教えていただきました。「安い酒を割るのがいいよ。良い酒はそのまま飲みたいじゃん。」いつも飲んでいる手頃なお酒がもっと美味しくなるということですね。またまたシンプルな回答に納得しかありませんでした。

割り酒のメニュー表まで作っているこだわり様。是非全パターン試してみたい！

「ガチリン」とはどういう意味？

鹿内さんと多々良選手の信頼関係によって、今回ブラムリーのリンゴジュースを特別に販売していただくことになりました。鹿内さん、ありがとうございます。みなさん是非、酸っぱいリンゴジュースでお酒を割ってみてください。

鹿内さんの事務所前で、鹿内さんと多々良選手。どちらも漢らしい。

青森さんちでラベルなしのブラムリーのリンゴジュースを販売いただくことに！

青森市浪岡で代々りんご農家を営む鹿内農園5代目園主である鹿内健一さん。様々な品種があるリンゴですが、中でもブラムリーという酸味の強い珍しい品種を作っているという情報をブランデュー弘前の選手兼CRO(クラブリレーションズオフィサー)の多々良敦斗さんから伺い、2024年3月上旬、鹿内さんに取材に伺いました。

鹿内農園

青森の人も滅多に知らない!?酸っぱいリンゴジュースとは？？

青森県浪岡市のりんご農家・鹿内農園5代目園主鹿内憲一さんが作っている、ガチで作ったりんごの割材、その名も「ガチリン」。
「ふじ」のおすすめの割り方を鹿内さんに伺うと、
「良い酒は割らずに飲みたいでしょ。安いお酒をもっと美味しく飲むなら甘い（ふじ）が一番良い」
とのことです。確かに安酒がちょっと品のあるお酒に様変わりしそうです😊
もちろん、そのままりんごジュースとしても召し上がっていただけます！
内容﻿ 
1000㎖×6本

ガチで作ったりんごの割材「ガチリン」6本セット(品種：ふじ)

先代から受け継いだ大地と農法で今年も元気にりんごが実りました。 私たちの真心を込めた果実で皆さまの健康づくりに美味しくお役立てくださいませ。 もぎたての鮮度をそのまま皆さまのもとへ配送いたします！

鹿内農園 

青森県浪岡市のりんご農家・鹿内農園5代目園主鹿内憲一さんが作っている、ガチで作ったりんごの割材、その名も「ガチリン」。
そんなガチの中でもガチなのがブラムリーという品種で作ったガチリンです。 そのまま食べるにはかなり酸味の強いブラムリーであえて作っているのは、もちろんお酒を割るためです！
このブラムリーガチリンで安い酎ハイを割ると、リッチで爽やかな味わいに。 何杯でもイケてしまいます。
もちろん、そのままりんごジュースとしても召し上がっていただけます！